注文住宅の外観で悩んでいる方はたくさんいるでしょう。自宅の外観と言われても、中々イメージできない方がほとんどだと思います。
この記事では、注文住宅に関する打ち合わせで注意すべきポイントやよくある失敗について、詳しく解説していきます。
注文住宅の打ち合わせが大切な理由
注文住宅のメリットは、自分の希望を形にできるということです。ただ、担当者との打ち合わせをしっかりと行っていないと、自分の希望や理想が実現しなくなってしまう可能性が高くなります。
とはいえ、外観は住宅のイメージを左右する重要な部分ですので、慎重に決めていかなければなりません。
そこでこの記事では、注文住宅の外観の正しい決め方と注意点について詳しく解説していきます。
注文住宅の外観には種類がある?
注文住宅の外観を決める際は、事前に外観の種類についての知識を深めておく必要があります。以下、代表的な外観の種類について詳しく見ていきましょう。
■シンプルモダン
シンプルモダンというのは、新築注文住宅で良く採用されている、人気が高い外観です。装飾が比較的少なく、直線的なシルエットが多いことから、
「とにかく清潔感のある外観にしたい」
「コストを抑えながらオシャレな外観を作りたい」
と考えている方にもおすすめです。
また、シンプルモダンは流行に左右されにくく、時間の経過によって価値が薄れていくこともありませんので、住宅の印象を変えたくないという場合にも最適と言えます。
■和モダン
和モダンというのは、その名の通り「和」の雰囲気を取り入れたシンプルな外観です。瓦屋根を使うケースも多いため、雰囲気のある外観を手に入れたいと考えている方に最適と言えます。和モダンと聞いて、どこか古臭いイメージを持つ方もいると思いますが、はっきりとしたカラーや直線的な形状を取り入れているため、現代風のシンプルでオシャレな外観になります。
落ち着きのある外観を手に入れたいと考えている方は、是非和モダンを選択してみてください。
■洋風モダン
洋風モダンというのは、
・南欧スタイル
・北欧スタイル
などの外観を指します。
海外の家をイメージしているため、
「洋の良さを取り入れたい」
と考えている方に最適です。
洋風モダンと聞くと、どこか装飾が騒がしいイメージを持ってしまうかもしれませんが、日本の景観や周囲の住宅と馴染むように設計されていますので安心です。
■洋風
洋風の外観には、
・カリフォルニアスタイル
・ブルックリンスタイル
など様々なものがあります。
先ほど紹介した洋風モダンよりも海外の色が強くなりますので、個性的な外観にしたいと考えている方に最適です。
■和風
和風の外観は、古き良き日本の伝統建築を活かした外観のことを指します。
例えば、
・引き戸の玄関
・入母屋の屋根
などです。
和風の外観は、日本の気候に合わせてデザインされていますので、見た目だけではなく、住みやすさも向上します。
注文住宅の外観の正しい決め方は?
では次に、注文住宅の外観の正しい決め方について詳しく見ていきましょう。
■全体のイメージやテーマを決める
注文住宅の外観で失敗しないためには、全体のイメージやテーマを決めておくことが大切です。
先ほど解説したように、
・シンプルモダン
・和モダン
・洋風モダン
・洋風
・和風
というように、理想的なイメージやテーマを決めておくことによって、外観のデザインも決まりやすくなります。
逆に、これらのイメージがはっきりしていないと、選択肢が多すぎて何を選べばいいかわからなくなってしまいますので注意が必要です。
■建物とのバランスを考慮する
注文住宅の印象を左右するのが、建物の形です。例えば、四角いシンプルな形であればスタイリッシュな印象になりますし、複雑な形ならオシャレな印象になります。
建物の形によって、合う外観と合わない外観が出てきますので、建物とのバランスも考慮しながら外観についても検討していきましょう。
■色は単一にする
外観について考えている方の中には、
「せっかくなら様々な色を取り入れたい」
「カラフルな色にしたい」
と考えている方もいるでしょう。
ただ、様々な色を取り入れてしまうと、統一感のない外観になってしまう可能性が高くなります。場合によっては、住宅自体が小さく見えたり、安っぽく見えたりするケースもありますので注意が必要です。
外観で失敗しないためには、単一にするのがおすすめです。どうしても複数の色を取り入れたいという場合は、多くても3色までにしましょう。
■日当たりや風通しも考慮する
住宅の窓は、外観の印象を左右する大事なポイントです。窓には、
・縦長
・横長
・FIX窓(開閉できないタイプ)
など、様々なものがあります。
中には、見た目のオシャレさだけで窓の形やタイプを選んでしまう方もいるのですが、これをやってしまうと生活の快適さが低下する可能性が高くなります。
例えば、安易にFIX窓を採用すると、換気ができなくなるため室内がどんよりしてしまうこともあるのです。
このようなトラブルを防ぐためにも、窓の形やタイプは、日当たりや風通し、高さなどを考慮しながら選ぶようにしましょう。
後悔しやすい外観パターンとは?
では次に、後悔しやすい外観パターンをいくつか紹介していきます。
■植栽が一切ない
植栽が一切ない場合、どれだけ外観にこだわっていても、どこか寂しい印象になってしまいます。モダンでスタイリッシュな外観にしたい場合、あえて植栽を1つも植えないという選択をすることもあるのですが、非常に稀なケースです。
よくある住宅の外観で植栽を0にすると、寂しい印象になってしまう可能性が高く、場合によっては貧相な見た目になってしまうこともありますので注意しましょう。
虫が苦手な方の中からすると、ガーデニングやシンボルツリーは取り入れたくない要素かもしれませんが、オシャレな外観にするためにはかなり重要な要素となりますので、多少なりとも植栽を取り入れることをおすすめします。
■エクステリアがない
エクステリアがない外観は、格好悪く見えてしまう可能性高いです。住宅の外観にこだわっていたとしても、エクステリア(外構)が一切ない場合、整備が行き届いていない印象を与えてしまいます。
逆に言えば、エクステリアさえしっかりしていれば、外観の印象を高めやすくなりますので、慎重に検討していくようにしましょう。
■軒が短い
外観にこだわりたいと考えている場合は、軒の長さにも注意する必要があります。軒というのは、外壁からせり出している屋根の部分を指します。
この部分が短すぎると、安っぽい印象になってしまうのです。また、屋根の傾斜が緩すぎる場合も、軒が短すぎる場合同様、安っぽい印象を与えてしまい
ますので注意しましょう。
中には、
「そんなことする人いるの?」
と考える方もいると思いますが、軒を短くしたり、傾斜を緩くしたりすることによって、建築費のコストダウンに繋がります。
そのため、建築費を削減するためにこのような方法で住宅づくりを行う方も一定数存在しているのですが、やりすぎると外観に悪影響を与えてしまいますので注意しましょう。
注文住宅の外観で悩んだ場合はどうすればいい?
注文住宅の外観というのは、オシャレな住宅を建てるうえでかなり重要なポイントになります。
ただ、オシャレな外観にするためには、様々な要素を考慮する必要がありますので、
「何をどうすればいいかわからない・・・」
となってしまう方もたくさんいます。
そのような方は、是非「Urban Lifestyle」までお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お客様のご希望を丁寧にヒアリングしたうえで、最適なご提案をさせていただきます。
まとめ
注文住宅を建てる際は、外観についても考える必要があります。
外観というのは、住宅のイメージを左右する重要なポイントで、適当に考えると完成後に後悔する可能性が高くなります。
とはいえ、外観は様々な要素を考慮しながら決めていく必要がありますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に考えるようにしましょう。
「どうしても決められない」
「何をどうすればいいのかわからない」
という方は、Urban Lifestyleまでお気軽にご相談ください。
また弊社では「WB工法」を標準仕様としています。
参考までに「 WBHOUSE」を載せておきますので併せてご覧いただければと思います。